【JON】 耳掻きマッサージ専門店・大和撫子 ～賀正～

◆耳掻きマッサージ専門店・大和撫子 ～賀正～

『あけましておめでとうございます』から始まる時期的なエピソード作品。

年末年始の話題をアクセントに、新年初めての耳掻きこと『耳初め』での癒やし作品。

特別、年始の時期に聴かないといけないわけではないけれど、連休中だとかに聴くと良いかも。

約1時間の収録で、トラック2にはNG集。

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◆『耳初め』＼(^_^)／

「大和撫子」の店名に偽りない雰囲気ボイスの語り手は「秋葉よいこ」さん。

当レビューを書かせて頂いているのが三月半ばで、とっくにお正月気分は吹っ飛んでしまっているけれど、今作を聴くに当たってお正月気分を連れ戻してきた。

耳掻きが始まる前段階として耳マッサージなどをしてくれている間は会話調で緊張をほぐしてくれる感じ。当然その時の話題は年末年始にまつわるあれこれなのでお正月気分を発揮してくれる。

で、今作のポイントになっているのは「お正月気分」だけではなく、今年初めての耳掻きリラクゼーションとして「大和撫子」を利用して下さったことに対しての感謝を滲ませた語り口かと。

「初売りに来て下さったお客さんを特に大事にする」ってのは最近では聞かなくなったけれども、そういう少し懐かしい人情味（？）みたいな風情を味わえるはず。

◆初夢は……エッチな内容ですか？

「人情味」や「風情」なんて言葉を使うと埃臭く思われそうだけど、「コミケ」や「同人誌」とかそういう単語もちらほら出てくるので時代がかった感はないはず。

それどころかちょっとHなことも訊かれてみたりして、距離感が近づく感じ。

どうやら初夢がHな内容であったことが露見してしまった後に、しばらくしてからその内容を改めて追求してくるとか……エロいね……

さてさてそんな会話をしつつの耳マッサージでほぐされたら耳掻き本番へ。

耳孔を感じさせるようなくぐもった反響音はあまりせず、耳の入口を念入りにやってくれてるのかな～って具合。

それまでの会話調から説明調の囁きに移ろってゆき、聞き手は返事することを意識せずに、聞き流しながらリラックスしていける塩梅。

お馴染みの「ふー」と息を吹きかけてくれる場面では、ちょっと悪戯心を覗かせて可愛い感じ。

「私の声はよく聞こえますか－？」と、ちょっと覚醒を促してくれた後は、『お年玉（！）』として耳舐めしてくれる。

◆まとめ

なんでこの時期に『賀正』を選んだんだろう？

BGMに「春の海（お正月と言えばこの琴曲）」とか流されて安眠誘導なのかな～と思っていたところ、それは見事に外れて、新年初来店のお客様を大事にしようという温かみを感じられる内容でした。

耳掻きマッサージ専門店・大和撫子 ～賀正～

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